2008年4月27日日曜日

画像編集


ちょっと時間があったので、フォトショップでサイパンへ行った時の写真を現像してみた。実際撮った写真は薄暗いトーンだったので、明度と彩度はかなり調整したことになる。デジタルでの編集作業は自分の求めるイメージに近づけるためにいくらでもやり直しがきくからいい。調整についてはどの程度までが許容範囲なのか様々に議論されているが、僕の考えではそれをアートとするのなら好きなようにやればいい。ただしジャンルは「創作写真」という中で評価されなければならないと思う。逆にフォトジャーナリズムにおいては、被写体が見えにくいとか、邪魔なものをどかす、などといった一切の編集も許すべきではないと思う。写真倫理についてはあまり勉強していないので、著作権などの扱いも含めて留学までに一通り勉強しておきたいと思う。

2008年4月17日木曜日

troubling


留学の手続きにはうんざりさせられる。
アラスカ大学は大規模の大学なので比較的機械的に入学の手続きが処理されていくらしいのだが、個人でこれをすべてやり取りするのには骨が折れる。
財産証明書や成績証明書など、公的機関から大学への郵送や、単位移行認定機関のWESとのやり取り(学部3年次への編入学のため)。
全くスムーズに進まない。都内の留学カウンセラーからは「これでも順調な方です」なんて言われるが納得がいかない。自分の性格上、こういった細かな手続きは合っていない。そのため非常に神経を使って作業して完全な状態で対応している、にも関わらず、スムーズじゃない。

はじめは留学サポート、地球の歩き方などに依頼して入学手続きを進めようと思ったが、バジェットが半端無い。30万くらいかかるのだ。そんな金どこにもない。また、費用対効果で検討した結果でも、30万なら自分でやった方が遥かに経済的だとわかって自分で手続きを進めている。役場に行ったら、「証明書作成のための証明書が必要です」なんてことは茶飯事。確実性は信頼できるが、さすが印鑑、証明書社会の日本だけある。しつこい。もう二度手間覚悟で動き回っている。

とまあ、やや愚痴っ垂れた感じになったが、これはこれでいい経験をしているんだろう。

日本人のためのアメリカの大学入学のサイトなどに事細かに手順が作成された親切なサイトはないのかと結構な時間をかけて検索してはみたが見つからない。留学カウンセラーによると、どうやらアメリカは大学によって手続きが特異的なためネット掲載は誤解を招く結果となること多数らしい。確かに一つの州が一つの国家のようなアメリカにしてみれば何ら不思議ではないし、ましてやアラスカ州なんて、日本から志願する人のマイノリティさ極まりない。このことは認めざるを得ない。
しかたない。結局、Perseverance wins in the end. ということで、がんばるか。

2008年4月8日火曜日

日々のトレーニング

写真はどうしたら上達するのだろうか。日々考えていることである。

留学までの自分にできることは、ひたすらいい写真を目にすることだと思う。会社での2年間はそう言った意味でかなり質の高い写真を目にすることができたのでよかった。いまでは商品写真に限らず、写真を見ればだいたいどのように撮影されたのかわかるようになった。

難しいのは風景写真。ロケーションは表記されていたり、タイトルでわかるのだが、方角、画角、時間帯、シャッター速度、絞り、ISO、などの具体的な情報を予測することが非常に難しい。動物に関しては、方角はそこまで重要ではないし、時間帯やシャッター速度はその動物の特性を考えればだいたいわかる。風景の写真を一目みて、具体的情報を得られるまでになれば、自分にもそれに近いことができる訳だから、こういった、いい写真を見てどのように撮影しているかを、出来上がりから逆算して考えるトレーニングは重要だと思っている。

実ははまると非常に楽しい。建築家の安藤忠雄は若い頃、独学で建築学をマスターしたすごい人だが、彼は基礎を学んだ後、バイトで貯めたお金で、研究のためのヨーロッパ旅行をしている。そこで1日50キロもの道のりを移動の最中、今見た建築のことについて自分がそれを組み立てたとしたらどうするのか、手順をずっと頭の中で考えて歩いたという。やはりこのように結果からプロセスを推測し、頭の中で検証するトレーニングは重要なのだ。間違いない。

2008年4月5日土曜日

think abut...

なぜ日本で大学を出ているのに今度はアラスカ大学に通いなおすのかと問われれば、明確なひとつの答えというものは用意していない。
さきは不透明だからだ。
ただし、僕の考える渡米の目的は3つの公開できるものと、2つの未だ公開できない目的の、5つがある。
公開できるものとは、1つに定点観測をすることである。写真家には世界の様々な場所を転々とし、世界の多様さを表現する人もいれば、一カ所にとどまり、1年という短い単位でなく長くそこを撮り続ける人もいる。僕は早々と後者を選んだ訳ではない。撮影スタイルは他にもあるのだが、プロとしてはじめるにあたり、定点観測は欠かせないものだとする考えが数年前からあるからだ。
渡米目的の2つめは友を得ることにある。ここで言う友とは仕事をしていく上で競合となる人でもいい。ほかには国立公園のパークレンジャーや、野生生物の保護局などに就職先を決める人もいるだろう。そんな、自分が撮影していく上で、協力者となり得る人との、俗にいえばコネ作りである。3つめは単純に、写真というものを体系立てて学び直したいという思いである。

Difficulty: challenging

やっとTOEFLが通った。
これで書類を送ればアラスカ大学に合格できる。
と、カウンセラーが言っているから大丈夫だろう。

大学までずっと英語の勉強を怠ってきた自分にとって、TOEFLの勉強はきつかった。
結局、英語の勉強は「単語量」と「慣れ」がとても大事だという事がわかった。
まだまだ英語は未熟だが、自分なりの勉強法も確立できたので、さらに磨きをかけて勉強を続けたいと思う。
前の会社で働きながら通った、プレゼンスというスクールはよかった。ノイローゼになりかけたけど、苦労するだけのモチベーションを高めてくれるいいコーチがいる。