2013年12月9日月曜日

オーロラシーズン



どうやら今年も、春までフェアバンクスで働くことになりそうだ。

ここ最近は、現地の手配会社の方達が協力的で、僕がフォトグラファーとして、ツアーに同行することが増えてきた。今年の一本目もカメラマンとしてオーロラツアーに同行する。記念撮影はないけれど、撮影講習会がある。

デジタルカメラがずいぶん発達している。いまではすべての一眼レフカメラでオーロラを撮ることができる。

僕が写真を撮り始めたのは2003年のカナダへの一人旅のとき。それまでもっていた フィルムカメラを、なんと洗濯機で洗ってしまったために、やむなく買い替えるきっかけを作ってしまい、このときに買ったのが Canon の EOS Kiss Digital だった。データの取り扱いになれていなかったけれど、撮ってすぐ確認という、デジカメの最大の武器を存分に享受していた。

いまはNikonに買い替え、モーション撮影などの「動き」に強い装備でアラスカの動物をメインに撮っている。

オーロラは、動く。けっこう速いと感じるときもあるし、すごい速いと感じるときもある。しかし、オーロラは夜、正確には太陽が出ていない時でないと、肉眼でみれないし、カメラにも写らない。

この「夜に動く」というのが厄介なのだ。撮影には適さない。正直、この動きは写真では表現しきれないと思っている。以前にもこのブログで書いたが、こういう動きのあるオーロラは、肉眼で観賞するに限る。だから僕は、オーロラの撮影は嫌いではないけれど、どうしても見る方に集中したくなる。



←オーロラシーズンなので、左のコラムにそのままオーロラ撮影の基礎を記しておきます。