興味深い記事を読んだ。
2009年と、5年も前の、見過ごした記事だ。
「複数の種の生息域が重なる場所では、生息域が重ならない場所とくらべ、同種のオスと違う種のオスを見分ける能力が高まります」とGrether教授。研
究者たちは1種のイトトンボしか生息しない地域で、その種のオスの羽をほかの種のイトトンボに似せて着色し、この説を検証しました。「イトトンボのオス
は、別のオスの個体が自分と同じ種どうかを色によって識別し、この識別は複数の種が共存する地域で行われ、1種のみが生息する地域ではほとんど行われない
ことがわかりました。これは、色による種の識別能力がほかの種と闘うことによる淘汰の結果として発生したことを強く示唆しています」
http://www.sciencedaily.com/releases/2009/11/091102112104.htm
アラスカのエトピリカは、そういうことなのだろうか。。。
たしかに夏の間だけ、何百万といる海鳥の生息域の中で、求愛し、子育てをする。その時期だけ、とてもビビッドなくちばしとなり、冬は地味な色に戻る。
アラスカの動物は、基本的に、みんな地味な衣装を着ている。
上の記事からすれば、これは、土地があまりにも広いため、生息域が重ならないからなのだろう。
そうみていくと、ハクトウワシは、繁殖できるほどに成長したときに、頭と尾が白くなるのである。これは、生息域が重なる、体すべてが茶色いイヌワシとの差別化なのか。。。
これから、この視点も取り入れて、動物たちをみてみようとおもった。