2008年6月8日日曜日

catch a cold

3年ぶりくらいになるのか、風邪をひいた。
風邪をひく前触れのようなものが無く対処できなかった。
振り返ってみると原因は睡眠不足とバイオリズムの不節制からなのはわかった。
いまは留学のためにお金を少しでも稼がないといけないことと、そのなかでの留学準備に割く時間を捻出すること。これらが体を置き去りにしていた。
いつでも気持ちと肉体とのバランスが崩れると、というよりは気持ちが肉体への配慮を怠ると必ず風邪をひく。

布団のなかで久しぶりにネガティブな考えが進行した。
本当に自分はアラスカ大学へ行こうとしている。なんのための回り道か。何しにいくのか。行ったところで何になるのか。自分ごときが留学なんてそもそも贅沢で傲慢な考えだったのではないか。20年後もこうやって風邪を引いてしまったとき自分独りで・・・。果たしてこれでいいのか。
そんな先の見えない不安が覆った。

いままでにもこのような考えは幾度となく過ったことがあって、体の調子が戻れば乗切る自信がまた戻ってくることを知っていた。これから新天地で何をやってどう乗切るかということに対しては、根底である「健康の維持」が欠かせない。しかし、こういった不安が過ることは大切だという考えがある。風邪を引いている時は精神も衰弱していて、非常に猜疑的に自分を見るし、自己否定的にもなる。普段見えない自分の側面と、いつも自分を鼓舞して常に自己肯定していく考えとは対称的なものの見方ができて、逆にバランスが取れる。それに、回復した後、特に将来のことを考えるときは楽観視しすぎるきらいがある自分を戒める意味でも。

今後、冷静に本質を見抜いていかなくては生きていけないと思う。このさき2年間は風邪を引いている余裕など無い。つねに攻撃的にいかなくてはならないしそのつもりである。風邪を引かなくてもディフェンシブなものの見方を要所取り入れていけるようになりたいものだ。

0 件のコメント: