マクニールの動物
2009年6月23日火曜日
2009年6月19日金曜日
McNeil River -part 2-
カブの鮭狩り奮闘記
プロフィール:2歳オス。
鮭狩り歴、推定1週間。
午後5時半頃、母親とともに子カブが登場。
7時半、食べ終わると、母親とともにゆっくり姿を消していった。
子カブは最後まで落ち着かない。
ゆっくり、カメラのファインダーを通して観察していると、この子カブは今回初めての狩りなのではないかと思えるほどだった。人間からみれば何も起こっていないのに、なぜキョロキョロとしているのだろうと初めは思う。しかし彼は、とんでもない恐怖を嗅覚から感じているのだと思う。ヒトにはわからない動物界のこと。
狩りの最中で、母親が途中から捕らえた鮭を彼に与えなくなったところから、このカブは何度かは狩りを経験しているのだろう。しかし本当のところはわからない。ただ、彼には自分でエサをとる力があるので、大人のオスに襲われない限り、生きていくことができるだろう。その点で、警戒しすぎでもしすぎることはないのかもしれない。
そんな、親離れを感じさせる子熊だった。
2009年6月17日水曜日
McNeil River -part 1-
3日間のクマの撮影1日目。
場所は南西アラスカのマクニールリバー。カトマイ国立公園に隣接するサンクチュアリ。野生動物保護局が独自に保護・研究している特別区域だ。アンカレッジから車でホーマーまで。ホーマーという町からはエアータクシー(飛行機)でしか行くことができず、着陸できる機体も保護局に登録されているものだけに限られている。
見にくいが、地図の黒四角の部分が目的地。
写真は機内から撮影したもの。キャンプグランドから2日目に行く撮影地点までの道順。
到着後、レンジャーの方から地域内での行動の注意点などのオリエンテーションを聞き、明日の準備をしてすぐ寝た。寝る場所は上の写真にあるように、もちろんテント。
潮の引く時間を知っているかのように適時に現れ、せっせと掘り出した。
各撮影ポイントにはこのような小さな滝がある。撮影ポイントになる理由はいい写真が撮れるからではない。滝のためにサケが遡上を阻まれ、溜まり、熊がそこによく現れるからだ。
実際10人のうち本格的に撮影・観察していたのはレンジャーを含め5人。
先頭がレンジャーのトムさん。
ここに食料を保管し、食事を済ませる。
2009年6月8日月曜日
Kenai Fjords National Park
熊の撮影に入る前に、運良く無料でクルーズツアーに参加できた。
場所は南アラスカのキーナイフィヨルド。
上の地図内の四角の部分を拡大したのが下の地図。
エトピリカ。ツノメドリとは少し異なる。体をまっすぐにして、重たそうに飛ぶ。お世辞にも綺麗とはいえない飛翔。船が近づくと煩わしそうにその場から飛び立っていった。この種が北日本にも生息していたとは知らなかった。
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