フェアバンクスの町から車でとばして45分、チェナレイク。ここは町の人たちのために作られた人工湖。
オーロラをカーテンのように写し出すためには、あまり長い露光時間を使えない。そのため感度(ISO)を上げるか絞りを開放に近づけるかすることになる。写真は28mmよりやや広角なために水平線が歪曲してしまっている。オーロラへの露出はオーバーしている。
今回の撮影でもっともまともな一枚。オーロラ撮影の難しさを知った。
オーロラの撮影では、開放より一段絞り、感度は800くらいを限度とし、なるべくシャッタースピードは速くすることが基本とされているけれど、これはオーロラの出ている条件が整わなければ写し出せないということを知った。また、湖面に映るオーロラの場合、湖面のオーロラと実際の上空に出ているオーロラとの距離の差が大きいため、ピントを両方に合わせていくのは至難の業。ここでもまた、普段見かける雑誌の中のオーロラの写真が、好条件のもと正確な技術で撮られているということを学んだ。
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