2009年12月9日水曜日

Final Portfolio

授業での最終ポートフォリオ





































2009年12月8日火曜日

Artist Statement

期末試験の週に入った。自分のすべきことはプレゼンの準備を徹底することだけ。写真はもちろん風景と動物の自然写真。なんとか自分の写真を共有してもらおうと、アーティストステートメント(芸術家としての大義名分みたいなもの)をつくってクラスメイトに配る予定だ。そうでもしなければ、今の状態で自分の言いたいことは、しゃべりだけでは伝わらない。

ステートメント
 写真撮影を通して、私は風景や動物のそれぞれが持つ特色を表現したいと考えている。それをする理由として、結果として人々の注意を自然へ向けることができるからである。最終的に、その人々に自然保護への貢献となる行動をはじめてもらえれば幸いである。したがって、その第一歩として、私は人々に写真を通して、自然や動物に興味を持ってもらうことから始める。
 そのために、私は現在写真を編集する際に、動物の機微、その場の空気感、対象物の臭いなどの実感覚を写真に含めようと、実験的な試みをしている。これが今回のポートフォリオの写真の中で色彩を強調したり、強いコントラストやシャープネスを使う理由である。(もちろん、誇張表現は避けなければならないが。)
 私が以前までに勉強してきた動物行動学、解剖学、生態学などが、自然の持つ特異点をとらえるための重要な要素となっていると信じている。これを考慮に入れたうえで、このポートフォリオは私がそれぞれの対象の特徴を強調し、その美しさを表現しようとした一つの実験結果となっている。


Artist Statement
When taking a photograph, I want to express the peculiarity of a place or an animal. My reason for doing this is so that I can bring nature to people’s attention. I hope, as a result, people start taking actions that contribute to the protection of nature. Thus, my first step is to make people become interested in nature and animals through my photographs.
To this end, I am empirically trying to put real feelings into my works, by such means as highlighting the subtleties of animals and the atmosphere of a place, and representing the smell of a subject, when retouching pictures. This is why I enhance color and use high contrast and sharpness in this portfolio (Of course, I have to avoid exaggerated expression).
I believe that my previous study of animal behavior, animal anatomy, and ecology are important factors in how I capture the peculiarities of natural scenes. Taking this into consideration, this portfolio is one of the results of my experiment where I attempt to emphasize a feature of each subject and express its beauty in each photograph.

 このステートメントを作る時、どうしても後付けになってしまうような部分が出てくるのが否めなかった。なぜなら、常に上述したようなことを考えながら撮影している訳ではないからだ。しかし、自分の脳裏にある部分をもっと掘り下げて、なぜ写真を撮るのかを考え続けていかなければならない。



2009年12月5日土曜日

Victor, from Dominica Republic

学校のクラスメート、ビクターが家族に写真を送りたいというので撮ってあげた。とにかく「かっこ良くしてくれ」って言っていた。











にしても楽しいヤツだったなあ。

2009年11月16日月曜日

Barrow -町の犬たち-

























Barrow -町周辺に住む動物-

北極圏内に入ると、そこに住む生物の数はすごく限られてくる。
それでも、未だに不思議に感じることではあるけれど、この極寒の地に住み続ける動物たちがいる。このバローの町で見られる有名な動物は、クジラ、ホッキョクグマ、キタキツネ、カンジキウサギ、シロフクロウ。ほかにホッキョクオオカミやカリブーを見かけることもあるそうだ。



ボーンパイル

クジラは春先と秋の中頃。僕が訪問したときはすでに秋シーズンを終えていた。写真は町で捕れたクジラのいらなくなった部分が捨てられたり、死骸が集められたりするところ。


ホッキョクグマ

かなり遠方だが、なんとか確認できた。現地のガイドに聞いたところ、12月は所中見かけるが、太陽がでないため写真には適さないことや、夏でもよく来るという現地でしか聞けない情報もくれた。この日は水面の氷が薄かったため、車でより近くへアプローチすることができなかった。


キタキツネ

町周辺にいる個体は警戒心が強いのだろうか。この後すぐに姿を消した。真っ白で、思っていたより見つけるのが難しい。


シロフクロウ

フクロウは夜行性のイメージがあるが、この種は日中よく動く。古くから白夜のシーズンも行動してきたからだとされている。バローは森林限界を超えているため木々がなく、「木にとまるフクロウ」という姿も見られない。写真はちょうどカモメを捕らえたところ。






2009年11月9日月曜日

Barrow -現在の姿-



米国最北の町
(大陸の一番北に表示されているのがバローの町)

つい最近まで原住民たちはこの町を拠点とした狩猟と採集の暮らしを営んでいた。



クジラの骨で作られたアーチ

バローという町の紹介写真などで必ず見つけるこのオブジェクト。今では町のシンボルになっているが、昔から住む現地の人に聞いたところ、誰かがおもしろがって始めたら、いつの間にか有名になってしまったそうだ。



バローの街並

上の写真のように送電線と小さな家屋が、まるで日本の田舎町のようだった。10年前にこの町にきたことがあり、現在町のレストランで働いている韓国人と少し話しをした。彼女の話しによると、現在はほとんど10年前の人々の暮らしが見られないという。クジラ漁も人々の生活のための手段から、観光客を交えたひとつのイベントのようになってしまったそうだ。ほかにも、ほとんどの住民が車を持ち、子は他の都会の大学へ行くようになっている。近代化の波が昔の暮らしを一掃してしまったのだという。
また、アラスカの全住民にはPFD (Permanent Fund Dividend=アラスカから産出された石油による利益を毎年人々に還元するプログラム)という特権があるが、原住民であるイヌピアックエスキモー(Inupiaq)の人々は、それ以外の人々の3〜4倍もらっているという。その額はは何もせずに毎年50万円もらえるのと同じくらいだ。
もちろん彼ら本来の文化を維持しようとダンスや伝統工芸の出展などの催し物を頻繁に行っているそうだが、それが本来の生活の一部に戻るようなことはもうないのだろう。



北極海の夕焼け



現地の子供