scramble for the perch
ジェーンの小屋に飾られている看板。
前回の投稿の最後に綴った、「問題」とは、昨日スティーブさんが魚を調達に出かけている際、別の関係者の方がやってきて怒られたこと。彼は剣幕な表情で「なんで入ってるんだ」「ここは私有地だぞ」と。訳を話したが、「ジェーンがだめだと決めてるんだ」ということで、泣く泣く撮影を打ち切られてしまったのだ。昨日は、ジェーン本人はお休みで会うことができなかったこともあって、それで次の日が心配だった・・・。
結果から言えば、ひきつづき中から撮影することが許可された。昨晩なんとか中から撮影できないかと考え、今朝クリスマスカードにハクトウワシ保護のための寄付金を添えてジェーンに渡したのが功を奏した。
今日はジェーンが直接エサやり。僕のクリスマスカードにご機嫌だと、あとでスティーブさんから聞いた。基本的に気を使われるのが嫌いらしい。I'm OK. I'm OK. と連呼していた。そもそも彼女は若い頃、荒馬を乗り回していたらしい。落馬して入院中の彼女の写真が新聞の一面を飾ったこともある。その写真のなかの彼女は満面の笑顔だった。
彼女は現在、正直なところ元気という感じではない。使命感と気力だけでがんばっているのだろう。強い人だと思った。
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