2010年1月21日木曜日

Untitled

ひと月ほど更新を怠っていたが、自分の中でようやくこの先の活動のスタンスがまとまってきたので、書き出してみることにする。
というのも、昨年12月に学生生活を終え、帰国し、これからどのような活動スタイルで写真を撮っていくべきなのかを考え倦ねていたからである。要するに、ここは自分にとってひとつの岐路であった。

簡潔に述べるなら、1年を通してみたとき、9ヶ月間バイトで収入を得て、3ヶ月撮影費に当てるというありふれたスタイルをとる。少なくとも3年はアラスカメインで撮り続けるだろうから、このような生活を続けながら、公募展に作品を提出していくだろう。それで作品展示の機会を得られれば望みどおりである。
運良く米国での労働の権利を得られるため、今年5月にはまたアラスカ入りする。アラスカで多くの撮影情報を得ておいたので、撮影にすぐ出かけられる素地が向こうにあるのは1年半滞在した功績だと言える。
また、学生ローンの返済もスタートし、アメリカに住み始めるとなると、やはり経済面で圧迫されることは間違いない。そこの最低ラインを守りつつ活動していくのだということを忘れるわけにはいかない。

いずれにせよ、僕の中で写真をやめるという選択肢はない。写真展入選のための写真をとろうとは思わないが、公募展をうまく使いながら、自分の作品を高めていくことを考える。今後は少し社会を意識しつつ、自分の発展のための写真応募を一つ、活動の軸としながら撮影をすすめていくことになりそうだ。