2010年4月26日月曜日

Bubble Net Feeding



Bubble Net Feeding (上図)とは、南東アラスカに住むザトウクジラに特有の採餌方法である。そのユニークさは Social Foraging (集団採餌)にある。
簡単に説明すると、みんなで泡で魚を囲ってみんなで一斉に食べる、賢い方法。南東アラスカ以外の地域だと、これを下のイラストのように、一頭で行い、バブルを使うことも珍しいそうだ。




しかし、何らかの理由(未だ解明されていない)で、この南東アラスカの地域に住むザトウクジラは、集団採餌をする。僕は単純に、夏場の南東アラスカには、かれらの主食となっているオキアミよりも、ニシンが多く、群れをなして回遊しているため、それらを捕るために効率よく産み出された方法なのだと考えている。一日に1.5トンもの食料を必要としているのだから、オキアミをせこせこかき集めるよりも、一度に多くのカロリーが取れるニシンを採ろうと考えるのが普通だ。あまり話を膨らませすぎない方がいいのだが、いずれこの南東アラスカのクジラたち、正確に言えば、このバブルネットフィーディングを行う個体群は、オキアミを採るためのひげを失い、亜種へと進化していくと想像している。(そんな頃に僕らは生きてはいないけれど)


上図解説:surface 海面、 bottom 海底、 prey 獲物、 bubble net、気泡ネット
ニシンを追い込む役割のクジラが、その採餌行動のときにしか発しない独特の声を出し、ニシンを追いつめていく。ニシンは声のしない方へと誘導される。気泡ネットを出す役の個体がニシンを泡で囲む。

動画はこちらから→バブルネットフィーディング

2010年4月23日金曜日

大判出力

初めて写真の大判出力を行った。
内容は以下の通り。


プリントA1×2、A2×4計6枚
印刷用紙:半光沢紙
表面加工:ラミネート加工
仕上げ:木製パネル

合計44000円

4月のキャンペーン中で、印刷代が60%オフだったものの、大判での作品仕上げのコストが高く付くことを身をもって体験した。
また、Nikon D300 でのISO1600ではA2に引き延ばしただけでモアレが強く出ることがわかった。天候がくもりの状況下で、早く動くものを取る場合の措置として、ストロボが必要になってくる。
7月のザトウクジラの撮影地である南東アラスカは、ほとんど晴れのない気候。クジラに対してストロボを購入する必要があるのだろうか。



ともだち


先日都内のお店に集まって久しぶりに友達に会った。
本当に久しぶりな人からつい昨日会った人まで、来てくれた人全員という訳ではなかったけど、みんなで写真を撮った。
これからも自分の活動は、彼らに先ず伝えるようにしていきたい。