2009年6月17日水曜日

McNeil River -part 1-




3日間のクマの撮影1日目。

場所は南西アラスカのマクニールリバー。カトマイ国立公園に隣接するサンクチュアリ。野生動物保護局が独自に保護・研究している特別区域だ。アンカレッジから車でホーマーまで。ホーマーという町からはエアータクシー(飛行機)でしか行くことができず、着陸できる機体も保護局に登録されているものだけに限られている。


見にくいが、地図の黒四角の部分が目的地。


ホーマーからセスナに乗り込んで出発。

離陸から一時間ほどでキャンプ地の上空。
写真は機内から撮影したもの。キャンプグランドから2日目に行く撮影地点までの道順。

キャンプ地手前に着水できるのは潮の満ちているときだけ。


おりてみるとその場は流木だらけの砂州。
写真の向こうは湾で、後ろは河口。


荷物全部。

到着後、レンジャーの方から地域内での行動の注意点などのオリエンテーションを聞き、明日の準備をしてすぐ寝た。寝る場所は上の写真にあるように、もちろんテント。


潮干狩り熊。
潮の引く時間を知っているかのように適時に現れ、せっせと掘り出した。


各撮影ポイントにはこのような小さな滝がある。撮影ポイントになる理由はいい写真が撮れるからではない。滝のためにサケが遡上を阻まれ、溜まり、熊がそこによく現れるからだ。



目は悪く、鼻がすごくいい。
観察しているとそれがすぐにわかる。



撮影隊の帰り道。
実際10人のうち本格的に撮影・観察していたのはレンジャーを含め5人。
先頭がレンジャーのトムさん。



キャンプグラウンド中央にあるキャビン。
ここに食料を保管し、食事を済ませる。


ほかはコミュニケーションの場。
ここで会ったカメラマンに三脚を使うことを強く勧められた。






熊が一頭。    ※クリックで拡大できます。



2 件のコメント:

MICHIKO さんのコメント...

最後の写真が私にとっては圧巻というか、印象的でした。
自然の凛とした部分が伝わってきて好きです。
広大な自然の中に熊がうっかりすると見落とすような存在感でいるのもいいね。
Part2の更新楽しみにしてます。

Takashi Nakashima さんのコメント...

パート2更新しました。
自分にはまだ難しい対象だと思ったよ。人間との共通性よりも、迫力のある画を捉える方がまだ向いてるな。年齢のせいだろうとは思うけど。