2009年8月26日水曜日

撮影 宿題 授業


2年目の秋学期がスタートした。

今期、写真のクラスは Advanced Photography と Color Photography を受講する。

Advanced Photography のクラスでは写真家としてのスタートを切るための授業内容になっている。これまでのクラスのように、一つのアサインメントに対して数枚の写真を創っていくのとは異なり、自分ではじめにポートフォリオ(作品集)の構想を練り、それに沿ったアサインメントを自分で決めて撮影プリントし、作品を制作していく。主に教授はそのポートフォリオの制作とプレゼンテーションの仕方に関わり、撮影の技術的なことに関しては口を出さない。
 こちら米国では、ポートフォリオがそのアーティストのビジネスを左右すると言われているほど重要視されている。そのような伝統からか、印象としてはこの授業まるごと、ひとつの作品集づくりのための授業に構成されているような感じを受ける。


Color Photography の授業では、昨年までのフィルムでのカラー写真から完全デジタルに移行し、薬品を使った現像/焼きのレクチャーをいっさいせずに、光の読み方とそれによって現れる色についての講義とデジタルワークフローに焦点が当てられている。個人的にはケミカルワークフローを学ぶよりも、色の関係性や効果的な色の画面配置などを学びたかったので、好ましい方にカリキュラムが移行された。







0 件のコメント: