2010年2月27日土曜日

Alaska Tourism Show

今年4月12日、都内で「アラスカツアリズムショー」と題してアラスカの観光局と日本メディアとの交渉の場が設けられる。

内容はアラスカから各観光局の方が日本を訪問し、自分たちのツアーがいかにすばらしいかを日本メディアに伝えるというもの。そこで双方が契約を結ぶことが一番の目的である。

僕はそこでボランティアとして手伝うのだが、お金が出ない代わりにという理由から、僕の写真を紹介してアラスカをアピールできる機会を得た。 いまはそのための写真を編集・構成中だ。あくまでも、そこでは自分の写真ではなく、アラスカの自然を伝えるための編集が求められる。あとはそれに加えて、アマチュアのカメラマンでも、簡単に野生に近づき堪能することができるのだということをアピールしようとも考えている。

このようなチャンスを得たのもやはり人と人とのつながりからだった。発端はアラスカで借りていた部屋の家主で、お世話になっていたバイクレンタルのオーナーでもあるピーター。ピーターがこのイベントが4月日本で開かれることを先月知らせてくれて、ATIA(アラスカトラベルインダストリーアソシエーション)の人を紹介してくれた。その人が日本支部に連絡を入れ、打ち合わせの場を設けてくれた。打ち合わせの場ではアラスカ話で盛り上がり、ボランティアとして協力させてもらうことを快く承諾してくれた。完全なる部外者で一般の人間を通してくれた。自分のみでダイレクトにアタックしていたのではそう簡単に行くものではない。

今年の夏からはアラスカに移り住んでの生活が始まる。日本に戻ってきたときには、自分の写真を紹介して、多くの人に興味を持ってもらえるような活動をしていくことになりそうだが、そのファーストステップとして、今回のイベントではいい勉強をさせてもらえそうだ。


帰国して2ヶ月がたち、撮影からは遠ざかっていたが、次の撮影行のプランを練ったり、自分の写真を見てもらえる機会を探したり今後のための動きは続けていた。これらも写真家としての本当に重要な活動であるのだと実感している。
何はともあれ「活動をやめないこと」それが自分の初志を忘れないための一番大事なことだろう。

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