2011年7月2日土曜日

ポストプロダクション(Post-production)

写真を撮り終えた後、その写真を仕上げる作業、これが post-production 翻訳すれば、商品にする前段階の編集という意味。ハイエンドのカメラでは最高画質を得るために、センサーがとらえたままの画像を保存できる。撮り終えると、カメラに納まっているデータは RAW data すなわち、生のデータなので、デジタル現像する必要がある。これはウェブにアップする場合でも、紙媒体にプリントする場合でも必要になる作業。

この作業に規制をかけなければデジタル処理の場合、なんでも写真に処理を施していいということになりかねない。自分の中では、生データから現像のあと、シャープネスをかけるにとどめるようにしている。

これが生のデータ。仕上がりよりも霞がかかったような画像。このデータは自分の目で見た映像ではなく、カメラが見たままをとらえて記録されたもの。これを自分がその場で感じた絵に近づけていく必要がある。


ここがデジタル現像の過程。フィルムを薬品に浸すときの調整よりも数段細かい調整が簡単にできるのは事実。


現像したあとはそのままフォトショップでファイルを開くことになる。ここではシャープネス(unsharp mask)のみかける。
ネイチャーフォトのジャンルでは特に、広告写真と違ってここでの編集はさける必要がある。

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