2011年10月14日金曜日

アイルロイヤル島へのアプローチ(メモ)

島に棲むオオカミということで特異的な個体群が、米国ミシガン州の五大湖に浮かぶ島、アイルロイヤル島というところに生息している。島の大きさは佐渡島より少し小さい程度。島嶼地域は環境資源が限られており、大陸に比べて脆弱な生態系をもっている。ここの生態は日本では話題にならないためあまり知られていないが、18種の哺乳類が棲んでいるとされているもののクマのいない島で、オオカミとムースが食う食われるの関係にあるとてもシンプルな生態系で有名である。

(アイルロイヤル島について 日本語ページ)

アイルロイヤル島の位置


アイルロイヤル島国立公園


国立公園は4月16日から11月1日まで開いており、冬はオオカミをメインとして動植物を保護する理由と、この島の気候の厳しさのため閉鎖される。ビジターセンターは島の西側のウィンディゴセンターとロックハーバーセンターがある。他に、島に入る前のミシガン側本土にホートンビジターセンターもある。それぞれ時期によって営業時間が異なるので注意が必要。9月半ばにはほとんどが閉鎖。冬の間は管理オフィスがホートンで開いており、訪れることができる。
(ビジターセンター詳細ページ)

入園料:
アイルロイヤル島国立公園へ入園する場合、入園料として一日$4を支払う必要がある。
(入園料について)

島への入り方:
まずは主要な港までは車かバスを使ってたどり着く必要がある。ミシガン側であれば、ホートンという港町。ミネソタ側であればグランドポーテージ。港からはそれぞれ船や飛行機がでているが、スケジュール的に複雑なので、島へ上陸する場合は緻密に計画を立てる必要がありそうでだ。

ミネソタ側からのアプローチ

ボヤージャーⅡ(ボート)
この船はミネソタのグランドポーテージという岬から出ている。
5月7日から10月2日まで金曜日以外運行している。シーズン中でも時期によって時間と寄港する場所が違うので注意。

ミシガン側からのアプローチ

レンジャーⅢ(ボート)
この船は国立公園局が運営する。ミシガンのホートンという川辺から運行している。
5月31日から10月11日までで3〜4日に一便がシーズン中運航している。岬からロイヤル島までは5時間。

アイルロイヤルライン(ボート)
この船はカッパーミシガンという岬から定期便が運行している。込み具合により運行する曜日が異なるので注意が必要。シカゴから車で8時間強。岬からロイヤル島までは2時間。
ピークシーズンである7月15日から8月15日までは大人往復$130
以降9月30日までは$114
車で行く場合、岬に一日$5で駐車しておくことができる。
(2011年現在)

ロイヤルエアー(フライト)
飛行機もシーズン中は利用可能。この航空会社はミシガンのホートンにあり、毎年5月中旬〜9月中旬まで運行している。
予約が必須。ロイヤル島までは往復一人$290

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