2008年3月2日日曜日

部屋のかたづけ

大学3年の夏から4年の秋まで、図書館にこもり、書物をひたすら貪り読んだ時期がある。
就職活動と平行していたため、書物や講演に関する感想のようなものを自己分析がてらによく書き記していた。部屋を片付けているとふと目に留まったので、久しぶりにそれらの書類を見返してみた。

そこには今と変わらず動物写真家を目指す自分の姿がはっきりと確認できた。
なんだかうれしかった。

「私が今夢中になっている事は、野生動物の写真を撮る事です。1年前に動物写真家の内山氏の講演を見て聞いて、衝撃を受けました。野生動物は縄張り行動や繁殖行動など、自分の命を次世代につなぐために行う行動には命をかけているのだと強く感じました。 私はそれ以来、日本の身近な野生動物やカナダの野生動物に目を向け、足を運び、常に自分の命を次ぎにつなぐために命をかける理由を、写真を通して自問自答しています。」と、
あなたがこの1年間に出会って夢中になっているものは何ですか?という問いに対して。
エントリーシートの文面だった。

自分が写真をやり始めたきっかけはやはり、内山氏との出会いからだと再認識できた。




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