2010年12月2日木曜日

コーヒー(新書本的に記述・・・)

写真以外ついての書記はかなり久しぶりになる。ここ最近写真だけしか考えてなかった気がする・・・。
気分を変えて、題はコーヒー。
コーヒーの作用について「生活の知恵」的に書こうと書き出したが、放っておくとスクロールしきれない程連ねてしまいそうだったので、ある程度まとめた。

以前から意識していたコーヒーの作用。このコーヒーこそ唯一、直接かつコンスタントに自分を鼓舞してくれる飲み物である。酒はだめ。お酒とコーヒーとのコラボもだめ。使い方、と言うと変だがコーヒーの効用こそが大事である。
お酒に酔って得たその場の気分の高揚は、後日の自分にいい影響をもたらすことはない。その場だけの感情の高揚にとどまる。そのとき楽しいのは間違いないけど。。。
これに反して、コーヒーによる感情と感覚の高揚は深い信念にまで届き、かつ記憶される。この違いに気付いてからはコーヒーを飲むときは真剣に飲むようになった。そしてそれ以来コーヒーについては自分を実験台にしてかなり研究した。その効果は確かにカフェインの効果に近い、しかし他のカフェインを含む飲み物も色々ためしたのだが、コーヒーのようには行かない。カフェインだけの作用ではない、コーヒーの効用である。

一番大きなコーヒーの効用は、10年間考察して来てやはり「広範囲に渡る集中力」が得られることである。
勉強の前や議論などの前、ある一つの問題に対して深く追求していきたい時、コーヒーを飲む。これで集中力が上がるのは間違いないのだが、それだけではない他のカフェインにない何らかのコーヒーの特徴が現れる。広範囲に渡って意識が行き渡るのである。これによって、思いもよらない物をつなぎあわせたり編みだしたりする。撮影において「置きピン」という技術があるけれど、そんな技術に名前があることなどつい最近知った。これは自分でコーヒーで編みだしたようなものだ。
ちなみにバルザックもコーヒーで作品を書いたと言われている。いらない知識か・・・。 


世の全ては+と−の原理、もちろんいいところだけではない。

危険なのは運動の前に、集中力を上げようと飲むのは間違いだということ。無理が利いてしまうので、足などつりやすくなることや長時間歩き続けて体が疲れてもいくらでも歩き続けることができてしまうので、故障を来す。これはコーヒーが体に直接作用する感覚ではない。どうやら筋肉などのストッパーをコーヒーがちょこっとずらすような感じで、身体の正確な状態がわからなくなる。とにかく体を動かす前は避けている。

長期間飲み続けるのもよくない。だいたい自分の場合スターバックスのグランデサイズで1日1杯、5日続けて飲むと、1日はダウン、次の1日は倦怠感を背負い込む。この1週間は3ヶ月は続けられない。また、飲み続けの3日目すなわち3杯目からは効き目が悪くなる。ついもう一杯飲みたくなるが、飲むと決まって眠れなくなる。それを覚悟で飲むときもあることはあるけれど、やらない方がいい。

一度に自分の許容量を超えて飲むのも良くない。体調があるので、日によって効果の度合いは違うが、許容量をすこし超えた場合、あらゆる問題点、気になる点が浮上して来て考えはまとまらなくなる。広範囲に意識を渡らせる力が、一つのことに集中する力を軽く超えてしまって思考が無秩序状態になるのである。

ダウン時の対処法も意識しておかなければならない。ダウンと言ってもばったりとして何もできなくなる訳ではないのだが、何もしたくなくなることはある。そして全てをネガティブにとらえることだってある。これは経験から言えるが、間違いなくコーヒーを飲んだ後に来る状態であり、また、その日の許容量を超えた分とダウンの激しさは比例する。ダウン時には、これをコーヒーの二次的な作用だと自覚して、平気で居ることで全く問題なくなる。しかし、これを意識できないと、ネガティブな思考を本気で考え始めたりするので始末が悪い。お風呂やテレビ、映画などの、五感が受動的に支配されるエンタメに近いことをすることで簡単に阻止できる。

ここまで書いて来て、なにやら「やさしい麻薬の使い方」ような危険な書き方をしているようだが、コーヒーは 一時的にダウンすれば次に回復して、依存性はない。このことの真実性は、「辞める辞めない」の話がでないことから保証される。「わたし、コーヒーを辞めようと思うの」なんてこと聞いたことがない。

結局注意点は、飲んだときにおこなう「判断を誤らないようにする」ことに尽きる。なぜなら、コーヒーを飲めば意識が広範囲に渡るが、基本的にポジティブな思考で考え続けるからである。ポジティブ思考はときに冷静な判断ができない。何かについての評価を鋭く考えようとコーヒーを飲む場合、次ぎにくるダウン時にも必ず同じように評価してみなければならない。そうすることでポジティブだけに偏らず、利点欠点が見えてくる。

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