2009年2月12日木曜日

ASONP monthly meeting



ASONPの月例ミーティングにビジターとして参加した。

 ASONP (Alaska Society of Outdoor and Nature Photographers) とは地元アンカレッジに密着した自然写真家集団のこと。もちろん撮影はアラスカメインだが、それに限らず世界各地をまわって問題ない。年齢層がかなり上なのが少し気になるが、この組織については以前から目を付けていて、近いうちメンバーになろうと考えている。(学生会員:年間$10)
今回のミーティングは、新しく会長になった方の紹介と、スポンサー&サポーターのお店の紹介に始まり、Ken & Chris Day という夫婦で写真やガイドをやっている方のプレゼンテーションがあった。
プレゼンテーションの内容はアンカレッジの南西に位置するカトマイ国立公園でのクマの撮影について。ちょうど夏に行く計画を立てていたので参考になった。アラスカにクマはどこにでもいるそうだがやはりそこでは量がちがうとのこと。驚いたことにある程度(5フィートと言っていた)近づいても大丈夫だいう。20年間そうやってきて、事故が無いという。したがって、彼らはライフルを所持しない。国立公園に隣接するマクニール川サンクチュアリというエリアでは、レンジャーがライフルを所持するのだが。またマクニールのエリア内にはレンジャーなしで入ることはできず、入園人数も年間限られ、規制が比較的厳しいように感じる。いずれにせよカトマイへのアプローチの方法やプログラムが多様だということだ。
プレゼン方法はスライドショー&コメントの後、Q&Aというスタンダードな方法。


ミーティングでは重要な情報を他にも得ることができた。

 AWRTA (Alaska wilderness Recreation & Tourism & Association)の話がちらっとでてそれを逃さなかった。この組織のことはまだ良く知らないが、ホームページを見る限りASONPよりも数倍大きい。写真ではなくツアリズムメインの組織だが、自然写真はツアリズムと表裏一体なのだ。
この組織の年次の会議が3月4日から3日間にわたって開かれる。その第一日目に、ナショナルジオグラフィオックのフォトグラファー、フィリップ・ニクリン(Flip Nicklin)のザトウクジラの個体数の変化についての講演がある。(彼のサイトのトップページからザトウクジラの壮観な写真を見ることができる。)
僕がまだ日本にいるとき、同じくナショジオのカメラマンであるティム・レイマンの講演を聴いたが、一線で活躍しているフォトグラファーの話は情報量が桁違いだった印象がある。
3月4日の水曜日で授業があるが、ナショジオフォトグラファーに会えるチャンスは極稀なので、これは行くしかない。






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