2009年2月6日金曜日

Night Moose


以前から、夜、ムースは何をしているのか気になることが何度かあった。しかもマイナス20℃くらいに冷え込む厳冬期にどう乗り切っているのか興味があった。

幸いにも寮の近くの林で静かにたたずむムースを発見した。ムースは昼夜問わず人目につきにくいところで横たわる。やはり寒いのだろう、秋頃見かけたムースよりも体をきゅっと丸めていた。

日中食べた木の葉や皮を反芻しているのだろうか、絶えず口は動かしていた。


このサイズで撮影するとなると必ずセットする前に気づかれてしまう。ムースの耳をみていると、どこに注意が行っているのかがよくわかる。



ある程度の時間、僕がその場を動かずにいると、ムースもだいぶ落ち着いてくる。しかし、シャッターが切れる音には必ず反応。


※ Time: 9:30 p.m.
Body: NikonD300, Lens: 80~400mm
ISO: 500~1600,   tripod
Develop: camera RAW 4.1 


彼らは渡り鳥のように南下して、寒い冬をしのぐわけではなく、ずっとテリトリー内にとどまる。どうしてそのような方法をとるのだろうか。ただめんどくさいから居座る、という訳ではなさそうだ。ムースに対してまた興味が膨らんだ。



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