2011年9月23日金曜日

スシトナ川からのアラスカ山脈


北米最高峰マッキンレー(6194m)を擁するアラスカ山脈
アラスカ中央部を東西に走るアラスカ山脈は太平洋プレートの北への動きでできた山脈。これが途中噴火したり、氷河によって山肌をゆっくり削り取られたりしたことで今現在の地形となっている。それくらい長期間での時間の流れを考えた時、この山脈すらも一時的な形に過ぎないことを思うと、モノそれぞれに相対的に時間は関係していて、山の時間、氷河の時間、木々の時間、リスの時間、ヒトの時間があって、それらは別々に存在はするものの、それぞれが主観的にしか捉えることができないという世界の違いを想像してしまう。こういう風景を見ていると、木から見れば人はあまりにも早く動き回っていて一生を閉じているんだという見方が少しだけ認識できるようになる。

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