2008年9月28日日曜日

Alaska ZOO


きょうは予定を変更してアラスカ動物園へ。
やはり興味を引かれたのはオオカミ。二時間くらいだろうか、彼らの動きを観察していた。観察と言ってもただ好きで見ていただけで何か目的を持った事はしなかった。
柵の中には4頭が確認できた。オスとメスとの区別はできなかった。長い間見ていると気づくもので、ここにはワイルドライフは無いなとわかった。中にいるのはオオカミという飼い犬たち。その4頭を見ていても順位の違いが見えない。僕は野生のオオカミの群れを見た事が無いので確かな事は言えないが、勘でわかる。本で読んだ順位制のあるオオカミの行動でも、DVDで見たじゃれ合いの仕方でもどちらでも無い。たぶん、飼育員がオオカミ社会で言うアルファ個体(順位制の中のトップ個体のこと)になっているんだろうと推測した。動物園で本当の野生を演出する事はやはり不可能なのだろうか。(本当の野生を演出する、という言葉自体おかしいけれど)各動物種の一部の行動は再現できるだろうが、全容までは中型以上のほ乳類において不可能なのかもしれない。ある程度の、とは言ってもかなりの広範囲を要するが、広い土地があれば、それは可能なのだろうか。また、何もせずに生きていける環境では緩い表情しか生まれない。嫌いではないが、これを撮り続けることは自分にとってあまり意味が無い。と、あれこれ考えながら、でも時間はあっという間に過ぎてしまった。やっぱり自分は犬系は好きだなと振り返った。

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