2008年12月28日日曜日

Bald Eagle in Homer -part 3-


scramble for the perch




ジェーンの小屋に飾られている看板。

前回の投稿の最後に綴った、「問題」とは、昨日スティーブさんが魚を調達に出かけている際、別の関係者の方がやってきて怒られたこと。彼は剣幕な表情で「なんで入ってるんだ」「ここは私有地だぞ」と。訳を話したが、「ジェーンがだめだと決めてるんだ」ということで、泣く泣く撮影を打ち切られてしまったのだ。昨日は、ジェーン本人はお休みで会うことができなかったこともあって、それで次の日が心配だった・・・。

結果から言えば、ひきつづき中から撮影することが許可された。昨晩なんとか中から撮影できないかと考え、今朝クリスマスカードにハクトウワシ保護のための寄付金を添えてジェーンに渡したのが功を奏した。


The Eagle Lady with Bald Eagle

今日はジェーンが直接エサやり。僕のクリスマスカードにご機嫌だと、あとでスティーブさんから聞いた。基本的に気を使われるのが嫌いらしい。I'm OK. I'm OK. と連呼していた。そもそも彼女は若い頃、荒馬を乗り回していたらしい。落馬して入院中の彼女の写真が新聞の一面を飾ったこともある。その写真のなかの彼女は満面の笑顔だった。
彼女は現在、正直なところ元気という感じではない。使命感と気力だけでがんばっているのだろう。強い人だと思った。


小屋の周りの至る所にこの警告の看板が設置されている。




観光客はこのように車の中から撮影する。運が良ければ中から撮影。



Sunset in Homer

日没と言ってもこの写真の時刻は正午。向こうに見える山々の稜線に沿うようにして、太陽が移動する。アラスカはこの時期、日の入りもゆっくりである。日本のように地平線に対して垂直に日が入っていくのではなくて、ほぼ平行に入っていく。そのため日が沈んだ後もかなり長い間うすら明るい。

今日は晴れたので、ISO感度を下げ、画質をキープしながら撮影。荒くない写真を撮ることができた。



0 件のコメント: