2008年12月31日水曜日

Bald Eagle in Homer -part 6-




Eagle Portrait



最終日、撮影を終え、スティーブさんに2月また会う約束をして、ホーマーを発った。今回の旅で学んだことがたくさんあった。

重要なもののひとつは現地の人とのつながりを持つこと。それは一緒に何かやってみることでわかることがある。これは写真を撮ることに直接関わりはないようだが、間接的には重要になってくる。たとえば今日は他にもカメラマンが4人来ていて、10時に僕を含めた5人はスタンバイをしていた。今日だけ、僕は広角レンズをはじめにセットしていたのだが、ほかの4人はもちろん望遠レンズ。実は昨日の時点で、スティーブさんからエサを変えることを聞いていた。ヒラメやサーモンからイワシに変わる。それはハクトウワシたちが僕らの1m手前までくることを意味する。もちろんその距離の被写体は500mmくらいのレンズでは収められない。この情報は、スティーブさんからしか得ることができないだろう。
もう一つはあらかじめ写真の出来上がりをイメージしておくということ。ぼくは今回5つのイメージを持って撮影に臨んだ。それらのイメージは、ストックフォトのサイトからたくさん想定できるものであり、どのように撮影するべきなのか前もって勉強することができる。あと自分なりに考えついた、馬鹿にできない練習方法が、 YouTube の動画をみながら、自分のイメージする構図で一時停止ボタン(シャッター)を押す、という練習方法。タイムラグがあるが、これがなかなかおもしろい方法だとわかった。特に飛翔中のワシは動きが速いので、タイミングは非常に重要になる。
まだまだ完璧なショットは撮れていないが、今回の旅はいい足がためとなった。


Mystery Hills

帰りのコンディションは行きとは雲泥の差。アンカレッジまで3時間半で着いてしまった。少々飛ばしすぎた。しかし晴れた日にアラスカの山々を縫うようにドライブするのは最高だ。



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